櫛を持っている男性

多くの男性に頭髪の悩みを作る男性型脱毛症は、遺伝と言われていたり、生活習慣が原因と言われたり、様々な要因が重なって出来るとも言われています。
遺伝の可能性については、まだ解明されていない点もあるのですが、十分に可能性はあると言われています。
禿げの遺伝子は男性のみに優性遺伝として受け継がれ、両親が共に禿げていた場合は70%以上もの確率で男性型脱毛症になりやすいと言われ、父親のみが禿げていても50%の確率とされます。
母親のみが禿げていた場合は確率が下がるのですが、母方の祖父が禿げていると確率は大きく上がるようです。
このように、禿げる可能性があることから、遺伝によって男性型脱毛症になる可能性は十分にあります。
ただし、確率は絶対ではなく、あくまで可能性の話ですから、両親が禿げていたからといって必ず男性型脱毛症になるとは限らないようです。

逆に両親ともに髪の毛が健在で、どちらの祖父母も禿げていなくても、自分だけが禿げるといったこともあるようなので、男性型脱毛症の直接的な原因とはなっていません。
そもそも、男性型脱毛症は毛母細胞が髪の毛を作るために行うヘアサイクルが狂うことが原因であり、そこに至るまでに毛根に栄養を送るはずの血管が収縮して細胞を衰えさせるものであったり、毛母細胞の男性ホルモン受容体にDHTという物質が結合することでヘアサイクルが乱れるといったものなので、優性遺伝によって受け継がれていても、簡単に症状が出るものではないようです。
食事、喫煙、飲酒といった生活習慣が引き金となってヘアサイクルが乱れることも多く、元から正しい生活習慣や、丁寧なヘアケアを行っていれば、すぐに薄毛が進行するというものでもないので、安心はできませんがあくまで可能性があるというだけになります。